うつ病を1年6ヶ月間支える【傷病手当金】について

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他の給付金との違い

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傷病手当金と障害年金の違い

まずは、傷病手当金ついて紹介します。障害年金というのは、国が運営している年金制度です。病気やケガなどによって仕事ができなくなってしまった、または日常生活に支障が出ている方などが利用します。対象になるのは、障害の程度が日本年金機構が定めている「等級」に値している方、初診日までに保険料を3分の2以上収めている方、または過去1年間から初診日まで保険料の未納が無い方などがです。障害年金にも、支給するには条件があり、条件に当てはまれば、うつ病を発症している方も利用できます。続いて、障害年金と傷病手当金の違について紹介します。傷病手当金は「病気やケガが原因で、仕事ができない人」を対象にしています。そして、支給期間が1年6ヶ月と決まっています。病気やケガが治らなくても期限が過ぎれば、支給も終わります。一方で障害年金は、初診日から1年6ヶ月経った後に申請できる制度です。傷病手当金とは異なり、期間限定の制度でもありません。病気やケガの状態が変わっていなかったり、うつ病の症状が悪化してしまった場合には、数年に一度の更新の際にもう一度申請することで支給を延長することができます。病気やケガは改善するに越したことはないですが、必ずしも改善すると決まっているものではありません。傷病手当金の支給期間中にうつ病が良くならなかった場合には、障害年金の申請を検討する方少なくないです。しかし、どちらの制度も対象になってる場合、両方の制度から全支給額を受給できるわけではありません。

障害手当金と傷病手当金の違い

障害手当金と傷病手当金は、名称が似ていることもあり、勘違いをしている方や、違いがわからないという方も少なくないです。傷病手当金と障害手当金の違いは、傷病手当金は健康保険の給付になり、障害手当金は厚生年金の給付である、というところなどがあります。障害手当金というのは、障害年金の対象になっている障害よりも軽い症状の場合、または、その障害が治った場合に支給される一時金になります。ここでいう「治った」というのは、「症状が治癒したと判断された」ということ、もしくは「治療を続けても症状に改善が見られず、症状が固定された」ということになります。障害手当金と傷病手当金の大きな違いとしては、障害手当金は、うつ病が対象ではない、というところです。障害手当金は「病気やケガが治った」ということが申請の条件にありますが、うつ病などのこころの病気は「治った、または症状が固定された」という概念がなく、判断ができません。そのため、基本的に、うつ病では障害手当金の支給は対象ではないのです。